人事管理に関する判例
このページでは、懲戒処分、整理解雇・普通解雇、人事異動・配置転換、休職といった人事管理上の措置を巡って争いとなった裁判例を取り上げています。
ヘッドライン
職務能力の低下を理由とする限定正社員の解雇 ブルームバーク・エル・ピー事件
精神的不調による無断欠勤を理由にした諭旨退職処分 日本ヒューレット・パッカード事件
定年後に再雇用された労働者に対する契約更新の拒絶 津田電気計器事件
職務能力を低下を理由とする限定正社員の解雇
ブルームバーグ・エル・ピー事件 東京高裁 平成25年4月24日判決
事件のあらまし
社員Xは、経済・金融情報を提供する通信社に記者として中途採用されたが、4年後に職務能力の低下を理由に普通解雇された。詳しくはこちら
精神的不調による無断欠勤を理由にした諭旨退職処分
日本ヒューレット・パッカード事件 東京高裁 平成24年4月27日判決
事件のあらまし
社員Xは、自分に対する嫌がらせが行われるとして有給休暇を取得し、その後も出勤しない日が続いた。会社は社員Xの主張する嫌がらせについて調査を行うが、そうした事実は確認できなかったため、正当な理由がない無断欠勤を続けたことを理由に諭旨退職処分にした。これに対し社員Xは裁判を起こした。詳しくはこちら
定年後に再雇用された労働者に対する契約の更新拒絶
津田電気計器事件 最高裁 平成24年11月29日判決
事件のあらまし
社員Xは定年後、1年間の労働契約で嘱託社員として再雇用された。労働契約の更新時期を迎えた際、会社は人事評価の結果に基づき、労働者Xを再雇用しないことにした。この扱いに対し社員Xは、継続雇用制度によって再雇用されたと主張して裁判となった。詳しくはこちら
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