十人十色と言われるように、モチベーションが高まる要因は人によって異なります。社員のヤル気を高めようと思えば、一人ひとりのモチベーションを正しく把握しておくことが欠かせません。そこで役に立つのが「モチベーション測定」です。
このモチベーション測定は、社員の方に所定の質問用紙に回答してもらいます。それを当事務所で分析し、モチベーションの8つの要因ごとに「理想」と「現状」を数値化します。
作成される帳票では、まず「理想」の高い要因を基にモチベーションの特徴を描きます。次に「理想」と「現状」の格差やバランスを調べます。これらの結果を用い、「理想」のモチベーションを仕事に活かすようにする、あるいは「現状」を改善することでヤル気を高めることができます。
' 【モチベーション測定結果 (1枚目)】
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【モチベーション測定結果 (2枚目・複数の社員を対象に実施した場合)】
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質問票はA4・4ページの冊子です。回答に要する時間は1人・約15分。実施は1名から可能です。会社の規模や業種・業界に制限はありません。会社を通さず、個人でのご利用にも対応しています。価格は1名様・1,000円(税抜き)です。 |
結果数値はエクセルのファイルでもご提供します。必要に応じて抽出や並べ替えなど、自由に加工してご利用いただけます。
【モチベーション測定の全体イメージ】
社員は自分のモチベーションについて、必ずしも自分で理解しているわけではありません。そのため、モチベーション測定を行って、一人ひとりに最も適したやり方を見つけることが必要です。
また現在は「働き方改革」による労働時間の短縮が進められており、会社は社員一人当たりの生産性(労働生産性)の向上に取り組まざるを得ない状況です。一方、人手不足による人材確保が難しい状況も続いており、社員の退職を防ぐ対策(リテンション対策)も求められています。このため社員のモチベーションを向上させることは急務の経営課題と言えます。
このモチベーション測定は、AGP行動科学分析研究所 の人材・組織診断システムである「
CUBIC」(キュービック)というソフトウェアを使って行います。
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社員を元気にしませんか
あなたは、モチベーションの高い、こんな社員や部下を望んでいませんか
- 逐一指示しなくても、自ら考え行動する
- 常日頃から創意工夫に余念がない
- チャレンジ精神が旺盛
- 自己啓発に前向き
- 打てば響くフットワークの軽さがある
- 自分の会社や仕事に誇りを抱いている
- 社内における自分の役割を理解している
- 何についても意欲的に取り組む
- 愛社精神が感じ取れる
- チームワークを発揮している
- 目標を達成しようとする意志が感じられる
でも、具体的に何をどうすればよいかわからない、費用対効果が読めない、給料はすぐに上げられないといった理由で、問題を先送りにしがちです。そんな場合でも「モチベーション測定」を行えば、社員のモチベーションの「ツボ」がわかり、効果的な対策を立てることができます。
余分な経費をかけずに、効き目のある対策が立てられます
【モチベーション測定以外の人材に関する診断・分析】
個人特性分析 ・・・ 現有社員の戦力強化を目指します
多面評価 ・・・ 管理職のマネジメント力を高めます
マネジメント診断 ・・・ 管理職のマネジメント力を測定します
組織診断 ・・・ 活力のある会社・組織の実現を目指します
採用適性検査 ・・・ 採るべき人を逃さない採用を可能にします
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測定結果と内容について
このモチベーション測定では、以下の3項目の測定を行います。
- モチベーションの理想と現状
- 理想と現状の格差が大きい要因
- 理想と現状のバランス
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1.モチベーション
測定するモチベーションの要因は次の8つです。
- 専門志向
- 自己表現
- 自立志向
- 人間関係
- 管理志向
- 安定志向
- 評価志向
- 公私充実
「理想」の数値が高い要因を基にモチベーションの特徴が詳しく解説されます。どのような仕事や環境でモチベーションが高くなるのかがわかります。
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ここでは「理想」 の値が高い要因に注目します。「理想」のモチベーションとは、本人が大切にする価値観であり、行動する際の基準になります。数値が高い要因に関係する行動は積極的に選択されます。 |
このサンプルの山田太郎さんは「H:公私充実」が最も高く、86点です。山田さんは仕事と私生活の両立が図られる、いわゆる「ワークライフバランス」の充実がかなう環境でモチベーションが高まることがわかります。次に「現状」を見ると27点で、「理想」と「現状」の差が大きいです。理想とするモチベーションが損なわれているため対策が必要です。 |
2.理想と現状の比較
「理想」と「現状 」の格差が一目でわかるようにグラフにしています。格差には『理想>現状』と『理想<現状』がありますが、どちらも望ましい状態ではありません。ここでは、格差が大きい要因を2つ取り上げ、格差がもたらしている状態を解説し、対処方法を提案します。
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A : 専門志向
B : 自己表現
C : 自立志向
D : 人間関係
E : 管理志向
F : 安定志向
G : 評価志向
H : 公私充実
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サンプルの山田さんは 「H:公私充実」と「A:専門志向」の格差が大きいことが指摘されています。山田さんは「H:公私充実」を高い理想にしており、それがここでも登場することは、理想のモチベーションが大きく損なわれていることになります。早急に現状の改善を図らないと、昨今のような転職しやすい状況では退職に至る可能性があります。
「H:公私充実」の現状を改善するには、長時間労働や休日出勤を減らす、役割分担や職務範囲を見直す、仕事のムダ・ムリ・ムラをなくす、人員の再配置を検討する、直属の上司のマネジメントの見直しを図るなどが考えられます。 |
これなら、私も使えそう
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3.理想と現状のバランス
縦軸が「理想」で、横軸を「現状」にしたグラフで、理想と現状のバランスを見ています。対策を必要とする要因と、そうでない要因が一目でわかります。
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- 満足領域(右上)
- 「理想」と「現状」のバランスが高いレベルで取れています。ここに入っている要因は積極的に活用するようにして、さらに伸ばすことを目指します。
- 不満領域(左上)
- 高い「理想 」に比べ「現状 」が低く、「理想」のモチベーションが損なわれています。「現状」の改善を図る必要があります。
- 過剰領域(右下)
- 「理想」は高くありませんが「現状」はかなり満たされていて、「やらされ感」のある状態です。負担感を減らすような対策が必要です。
- 無関心領域・中間地帯
- 当面、積極的な対策を検討する必要はありません。
サンプルの山田太郎さんは、「理想」と「現状」の格差が大きい2つの要因、「H:公私充実」と「A:専門志向」が、不満領域と過剰領域という対策を必要とする領域にあります。
「A:専門志向」は「過剰領域」にあります。すでに一定の技能やスキル、専門知識を身に付けており、これ以上、専門性を向上させることに負担を感じている可能性があります。本人と話し合い、何が負担や重荷になっているかを聞き取り、軽減を図るようにします。
また本人が自分の専門性を狭く・浅く捉え、「井の中の蛙」で満足している可能性もあります。こうした場合は、より高度な専門性を有する社員と仕事をさせる、業界団体・専門機関主催のセミナーや視察、研修会などに参加させ、他社の専門職やフリーランスのプロと交流させるなどして、視野を広げるようにします。 |
もう遠回りすることはありません
モチベーション測定について、わからない点や聞きたい事がある場合や、こんな事出来ない? あんな事頼めない? といったご要望は、メールや電話でお問い合わせください。どんな事でもご遠慮なく、お気軽にどうぞ。費用はかかりません。
e-mail :
justeye367@yahoo.co.jp
電話 : 06-6761-3517
結果を使って社員と会社を変えましょう
モチベーション測定の後、結果を活かす事例をご紹介します。もし目標管理制度を導入しているなら、そちらとセットで進めるとよいでしょう。
1.振り返りを促します
結果を社員に示して、帳票の見方や内容の説明を行います(帳票の見方の解説書もご用意しています)。社内説明会を開催してもよいでしょう。
そして、付属の
フィードバック・シート を使い、これを仕上げることによって日頃の自分の行動を振り返るようにします。この作業によって結果と仕事がリンクします。出来上がったワークシートは経営陣や上司・管理職も共有します。
2.1対1の面談を行います
モチベーション測定の結果とフィードバック・シートを用い、上司と部下が1対1の話し合いの場を持ちます。ここではモチベーションを高めるためにはどうすればよいか、何を改善すればよいかを話し合います。
3.計画を作り、目標を定めます
話し合いの結果、部下は具体的な対策を行動計画にまとめ、目標を設定します。
一方、上司は部下の要望に応じて、仕事の中身や進め方を見直したり、支援の方法や回数を再検討するようにします。また、部下の役割や担当職務を変更する、任せる仕事の範囲を広げる・狭める、職場環境を改善する、といった行動に取り組むことを約束します。
4.進み具合を確認する話し合い
出来れば月に1度、もしくは2〜3カ月に1度、互いに設定した計画や目標が順調に進んでいるか、何か問題が生じていないかを確認するため、再び話し合いを行います。計画に何か問題が生じていれば、原因を特定し、排除するようにします。計画そのものを修正してもかまいません。
5.まとめの振り返り
1年が経過した時点で、計画の進み具合や目標の達成状況を話し合います。そして、来期に向けて新しい目標を設定したり、既存の計画の修正や変更を行います。翌年は今期と同じプロセスを繰り返します。
6.再測定
2〜3年後に、再びモチベーション測定を実施します。前回の結果と比較して、この間におけるモチベーションの変化をチェックします。そして、これまでのプロセスを振り返りながら、再び、モチベーションを高めるための計画や目標作りに取り組みます。
このプロセスを繰り返すことで、会社にはモチベーションを高めるためのさまざまなノウハウが蓄積されてゆきます。これが無形の財産になります。
話し合いの積み重ねが会社の財産になります
こうして、会社は次のような成果を手にすることができます。
- 創意工夫により付加価値の高い製品やサービスが提供され、利益率が向上します。
- 社員の不満が減ることで退職者が減り、募集採用にかかる余分な経費が削減できます。
- 言われなくても行うといった自主性が発揮されることで、業務改善が進み残業時間が減ります。
- 社員が目標やキャリアアップに対して前向き取り組むようになり、人材の育成が進みます。
- 心身の不調により休職する社員が減り、経営効率が上がります。
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一歩進んだ活用事例
@ 人事評価面談への応用
上司と部下がモチベーション測定の結果を共有し、人事評価の面談時に活用します。上司は部下のモチベーションを活かしたり、改善するには何が必要かという視点から部下と話し合い、来季の課題や期待に繋げるようにします。
A キャリア開発への応用
結果を社員にフィードバックし、社員はこれまでの仕事を振り返り、自分は何をしたいのか、どんな方向を目指すべきか、会社や上司に望むことは何か、などを所定のキャリアシートに記入し、提出します。キャリアシートが提出されると、上司は部下と話し合いの場を設け、アドバイスを行い、必要な支援を約束します。
B 組織の活力向上への応用
役員・部門責任者・人事担当者は、多くの社員が不満を抱いているモチベーションの要因を特定し、これらを改善することで、組織の活性化を目指します。
【不満解消の例】
人間関係が不満 → コミュニケーションを充実させる工夫をする、社内行事やイベントを積極的に展開する
公私充実が不満 → ノー残業デーを設ける、時差出勤や短時間勤務制度の拡充を検討する
また、今後、会社として強化を図る必要のあるモチベーション要因を特定し、人材の育成や活用に活用します。
【強化の例】
専門知識 → 社内の技術研修を制度化する
自己表現 → 小規模なプロジェクトチームによる職務遂行を積極的に推し進める
全社員の結果はエクセル・ファイルでも提供されます。モチベーションの各項目の「理想」と「現実」の平均と標準偏差も計算されるため、改善を図るべきモチベーションと社員ごとのバラツキの度合いがわかります。標準偏差が小さく、バラツキが小さい項目は全社に共通する課題と言えるため、制度の導入や改善といった全社一律に及ぶ対策が有効です。一方、バラツキが大きい項目は個人差が大きいため、制度やシステムの採用・見直しよりも個人別の対策を打つ方が効率が良いことになります。
モチベーションに取り組む各社の事例(報道記事より)
【 まとめ 】
- モチベーションの8つの要因について、社員の考える「理想」と「現状」を数値化します。一人ひとりのモチベーションの特徴がわかることで、意欲的に仕事に取り組むには、何を、どう変えればよいかがわかります。
- モチベーションの「理想」と「現状」の格差から、改善が必要な要因がわかり、効果的な対策を実行することができます。
- 測定結果をフィードバックし、上司と部下が話し合いの場を持ち、互いに計画や目標を定めることで、モチベーションを強化、改善することができます。
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【モチベーション測定の帳票類】
【お送りする資料の内容】
- 提案書 (そのまま社内の企画提案書としてもご利用いただけます)
- 診断結果の帳票サンプル
- 研修用ワークシートのサンプル
- 診断申込書
【お急ぎの方へ】
以下の申込書を印刷し、必要事項をご記入の上、ファックスでお送りください
【実施手順の一例】
実施前のお問い合わせやご相談、情報提供にも無料で対応しています。こうした診断・分析を使ったことがないという企業・団体、ご担当者様でも安心して取り組んでいただけます。
ご質問やご相談は、e-mail :
justeye367@yahoo.co.jp または、電話 : 06-6761-3517 までどうぞ
【その他の診断・分析メニュー】
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